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玉子レタス炒飯
 えびす飯店(東京渋谷)(2007/04/29)
 東京都 渋谷区 恵比寿 1−7−12
 TEL:
 コメント:ラーメン店。飯店とあり中華料理店の風も感じるがラーメン店である。ランチセットのいわゆる半ライスで炒飯になっていたので試してみた。うまいといえるものではなかったが、玉子とレタスは相性がよい食材なのだろうと改めて確認できた。なお、ラーメンとライスというのは中国人には理解できない組み合わせとのこと。すなわち、中国では麺も飯もいずれも飯だから、飯のおかずに飯を付けているということになる。日本人はもといそういうことも気にもせずにこうして食べているわけであるが、食に関する習慣、文化というのはつくづく因縁深いものである。ちょっとした習慣の違いでその食自体が奇異に映りもすれば逆に最高の美食と賞賛されもする。食とはつくづく恣意的なものである。ソシュール言語学では言語とはきわめて恣意的なもの、と力説しているがこれに通じるものを感じる。いや、言語を使う人間だからこそ食に恣意的に様々な解釈を加え、うまいまずいだなどとやっているのであるから、食とは恣意性のコード体系にすぎないのかもしれない。