コメント:駅弁としてもあまりにも有名な一品(横川駅前他各所にレストランもあり、
別頁で紹介する)。開設者もこれまで何度食べたかわからないが、改めて今回入手してみた。やや薄い茶飯の上に各種具材が並ぶ。鶏は醤油煮、他にうずら玉子も添える。飯の炊き方はさすがと言え、釜めしにありがちな、飯がやたらと固いとか逆に柔らかすぎると言うことはなく、具材のうまさも引き出すようにうまい具合に炊きあがっていた。さすが本舗を標榜するだけのことはある。肉はほどよい固さで他具材、飯とのバランスが良かった。この一品は駅弁大会でも有名な一品だが、さてどれぐらい売り上げているのだろうかと当店HPを見たところ、これまでの累計は1億3000万個とのこと、恐れ入った。
コメント:峠の釜飯があまりにも有名のため他の駅弁は全くといっていいほど知られていない。当品もその一つ。当然現地に行かなければ買えないがレアものは予約が必須である。本日引き取りにいったところ食堂を兼ねた駅前売店があり中で食べていってよいとのこと、ありがたいサービスである。さて内容だが、そぼろを盛りつけた白飯の上にレバーと照り焼きが載せてある。いずれもごくありふれた内容であるが食べてみて驚いた。大変丁寧に作ってある。照り焼きはしっとりとした焼き上がりになっており歯ごたえ、味とも何ともいえぬ塩梅である。そぼろも丁寧に炒りあげたと見え、そぼろらしいこぎ見よい食感だがかといってバサバサ感は全くない。レバーも臭みが全くなくレバーのコクを十分堪能できた。これで駅弁の体裁をとっていること自体が不思議であるほど丁寧な仕事である。唯一の難は上記の通り予約分しか作っていないということである。