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カオマンガイ
 タイ王国レストラン ルン・ルアン(東京新宿)(2004/09/23)
 東京都 新宿区 百人町 2−10−8
 TEL:03-3366-9644
 コメント:ぐるなびで別件を探していたところ見つけた店。カオマンガイがお奨め料理とあり、カオマンガイをこう説明するのは初めて見たので取り急ぎ訪問。「よそとはちょっと違う秘伝の味」とのこと、注意深く試食してみた。肉はあらかじめほぐしてまぶしてあり、今まで見たことがない盛りつけ、ライスは炊く茹で汁に何か入れてあるのか、間違いなく茹で汁炊きなのだが他のと違う、ピラフ風のようなスープ炊き、ただし薄くしてあって主張しない、そんな味であった。故にライスは鶏風味はするが鶏の味はしない、一方肉もカオマンガイらしく油は落としてあったが、落としきらずに肉の柔らかさを残すように仕上げてあった。そんな状況だとソースがどう2者の采配をとるかが問題になるが、結構辛いソースであったがおとなしめのこの2者をまとめるばかりか引き立て盛り立てて全体として個性を主張させる、見事なまとめぶりであった、普通のソースではなかった。まじめにやっている店という印象を受けた、店主の対応も誠実性が見え、値段も良心的だった。スープのおかわりを勧められてナイスサプライズだったが、チキンライスは他にも2種あるので、順次試食する予定。酒がなく(持ち込み可と掲示してある)、全てハラールなのも貴重な存在であろう。
 
カオモガイ(Kao Mog Gai)(カレー風味の鶏と炊き込みご飯)(2004/10/01)
コメント:こちらはカレーで味付けした鶏とカレーで炊き込んだライスのセット。ライスは鶏の味もしたのでカレーと鶏茹で汁炊きで炊いたのか? ライスの上には炒めたタマネギがまぶしてあり香ばしさと歯ごたえのハーモニーが食欲を誘う。チキンカレーはよくあるが、カレー風味の鶏というのも珍しい、店主に聞いてい見たところ、タイ北部からミャンマーのかけての地方で食され、ムスリムのための一品でハラールとのこと。確かに他のタイ料理とは一線を画している感があった。前回試食に続いて今回もココナツジュースとココナツ寒天がサービスで出た。
 
パッガプラオガイカイダウ(鶏のバジル炒めご飯目玉焼きのせ)(2005/02/09)
コメント:久々の訪問、店主が開設者を覚えていたので驚いた。礼儀正しい店主でいつも感心するが、ぜひ飲み会で行ってみたくなった。今回はバジル炒めご飯。ガイパット・バイガパオと同じ料理とは思われるが、当店での名称が何故異なるのかは不明。ハラールだからなのかとも考えたが、日本語訳と内容はまちがいなく同じ料理を指している。当店の一品は前回2回もそうだが、一件控えめに作ってあるように見えて実は丁寧にしっかり作ってあるという、いつも感心する仕事。今回も丁寧に炒めたバジルをタイ米の上にのせ、目玉焼きが添えてあった。今回は目玉焼きをくずして黄身をバジルと混ぜながら食したが、バジル炒めのほどよい辛さと黄身が見事に絡み合ってほくほく感がたまらなかった。これは、タイ料理版親子丼といったところかもしれない。なお、今回は店主から御菓子のおみやげをもらったが、一品のみの注文に対してここまで厚遇してくれるのはかえって申し訳ないくらいで、必ず飲み会で行こうと決心した。