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 チキンダンバウ(カレーとサフランライス)
 ヤッタナー(東京新宿)(2005/02/06)
 東京都 新宿区 百人町 1−11−31
 TEL:03-3361-1557
 コメント:ミャンマー料理にもチキンライスがあるらしいとの話を読んだので探していたところ発見した件。ミャンマー料理はタイ、インド、中国それぞれの影響を受けた料理だが都内のエスニックではマイナーである。店主の話によると、例えば麺料理一つ作るのにも材料を20種類要するとのことで面倒くさがって作らない、または作れないとのこと。当店は日本で初めてミャンマー料理を始めた店だそうで、店名には「元祖」が冠されている、ヤッタナーとはミャンマー語で「三宝」とか「大切なもの」を指す、仏教系の用語らしい。今回のチキンダンバウは別のサイトでは「インド風蒸し鶏ごはん」と紹介されているが、カレー煮込みのチキンとサフランライスを併せたもの。カレーの定義について店主からいろいろ話があり、日本のカレーをイメージしないで欲しいと言われたが確かにその通りだった。スパイスを調合してチキンを煮込むので確かにカレーであろうが、全く辛さはない。従って、インド料理を想像すると物足りなくなってしまうが、あくまでミャンマー料理であり辛さは追求しないとのこと。サフランライスはカシューナッツ、レーズンを入れて炊いており、彩りも鮮やかだった。メニューによるとお祝いの席で食べる一品とのことで、よく煮込まれた肉が軟らかく仕上がっており、ライスとよく混ぜるとサフランの香りと相まってうまかった。ムルギーランチに似ているのかもしれない。