アジアとチキンライス
チキンライスの各国における名称一覧
(今後の調査結果により変更可能性あり、現時点での知見を元に作成)
国・地域 |
名称 |
ソース |
シンガポール |
(海南)チキンライス、海南鶏飯 |
標準3種 |
マレーシア |
海南鶏飯、ナシアヤム |
調査中 |
インドネシア |
ナシアヤム |
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タイ |
カオマンガイ、khaawmangai |
味噌タレ |
ベトナム
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コム・ガ(com ga)
コム・ガ・ホイアン(海南鶏飯)または
コム・ガ・トゥンハイ(上海鶏飯) |
ない?
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日本 |
鶏飯(沖縄では豚飯) |
ない |
中国 |
焼鴨飯、鶏飯、鶏片会飯?、白切鶏(蒸し鶏単品) |
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台湾 |
鶏肉飯、嘉義鶏肉飯(七面鳥ご飯) |
醤油タレ |
韓国 |
参鶏湯(?) |
調査中 |
*名称
日本の鶏飯は全くの独自料理と説明されているが、南蛮料理渡来の経緯をふまえチキンライスの可能性ありとして含めている。
中国がもともとチキンライスのルーツに当たるが、鶏とご飯を組み合わせた料理はいろいろあるらしい。全てがチキンライスに含まれるわけではないと思うが、現時点では暫定的に全て載せてある。白切鶏は蒸し鶏のことで、海南料理(広東料理の亜種)の一品であるがこれが原型となって各国に伝わりチキンライスに発展していったらしい。蒸し鶏で食べるためには鶏自体のうまさが必須かと思われるが、上海では上海鶏として鶏肉そのものがうまい鶏が存在するらしい。故に蒸し鶏になったのであろうか。
韓国の参鶏湯は薬膳チキンスープのことだが米(玄米)も入っており、チキンライスの系統を取った料理なのか調査予定
*ソース
標準3種とは中国醤油、チリソース、生姜の3種である
タイの味噌タレはタイ味噌ベースの味噌タレである
ベトナムではヌォックマム(ニョクマム)がつく場合がある?
日本では茶漬形式でありタレ自体がない
台湾の醤油タレは醤油ベースのタレである