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中部 道の駅 スタンプラリー2007 スタンプブック 最終訪問駅
 静岡04 宇津ノ谷峠(静岡)(2010/08/08)
 静岡市 駿河区 宇津ノ谷 82−2
 TEL:054-256-2545
 コメント:中部 道の駅スタンプラリーは本駅で終了となった。エリア制覇は今回で4エリア目となるが、素直にうれしいものである。前回の近畿エリアから1年以上経過したが、今回は折を見て回ったため時間がかかった。当エリアは日本の屋根である中央アルプスを始めとして、壮大なリアス海岸地帯(三重県)や、見渡す限りの山(岐阜県)、屈指の混雑観光地である伊豆(静岡県)等と、各所多彩な光景を見ることができた。
 岐阜県下の駅数が突出して多かったが、ちょうど飛騨高山地域を回った折は紅葉の時期で、山並みを一面に染める紅葉に、思わず息を呑んだ。一方で、道路整備状況がまだまだ不十分といわざるを得ない地域も多数あった。例えば愛知県蒲郡近辺は、バイパスが整備されていないため、幹線国道が市内を縦断しており、あまりにひどい渋滞に辟易した。他方、伊豆半島は一次改良しかしていない国道のみとなっており、これでは観光シーズン時に異常な渋滞になるのがよくわかった。道路整備はまだまだ必要であり、日本各地ではまだ一次改良しかしていない箇所が多数ある。交通網が整備されていなければ国土の均衡ある発展は望めない。二次改良、地域高規格道路整備が進めば、地域も劇的に変わるのであろうし、大いに発展するであろう。今回は、特にその点は印象に残った。
 それにしても、道の駅が地域振興の要として、しっかり定着しつつあることを、実感する。全国共通のマークと機能、それに地域独自の取り組みを併せた道の駅は、各駅でさまざまな表情を見せ、訪問していて実に楽しい。道の駅がなければなかなかそこに行くきっかけがつかめなかったであろうが、実際に行ってみると、駅近隣の観光施設や見所名所にも足を向け、さまざまな発見をすることができた。
 今回の最終駅は東海道筋の古くからの峠ということで、現在はバイパス道路になっているが、江戸時代は峠越えの宿場町として栄えたという。さて次はどこへ向かうか。