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 国内線累計搭乗回数1250回到達
 ITM→HND(JL0120)(2022/06/12)
 累計生涯マイル:435,450マイル
 内際累計:439,094マイル(国内線 435,450 マイル 国際線 3,644 マイル)(国内線 1,250 回 国際線 2 回)(地球約 17.6周、月まで約 0.9往復、総搭乗時間は約 1170.9時間に相当)
 コメント:このフライトを持ってJGC Life Mileageプログラム JGC Five Starを取得した。まさかここまで到達するとは思っていなかった。
 JGCを取得したのが2007年3月だったが、当時は永年特別会員資格であるJGCを取得する目的でフライト修行をしたまでであり、その後フライト修行を継続する考えはなかった。土曜日に神戸往復、日曜日に小松と伊丹をそれぞれ往復するのを基本に、伊丹経由松山やFLY ON POINTかさ上げを目的に宮古島日帰り2回も入れた。JGC取得フライトは宮崎→羽田だったが、これで特別会員になれるととてもうれしかった。
 ところが、たまたま当時バーゲンフェアが頻繁に施行され廉価なチケットが提供されていた。発売日は争奪戦になるが特別会員は優先購入ができたため時間帯の良い便を購入することができる。そこで、毎週末や、週2回という時もあったが宮崎に頻繁に行くようになった。その結果、2007年JMBダイヤモンドを取得した。
 その後、宮崎に入れ込み頻繁に訪問するようになったのだが、2008年2月に宮崎市内で道の駅スタンプラリーというものを見つけ、以降道の駅スタンプラリーにはまることになった。当初は九州ブロック内のみを回る予定だったが、その後全国各ブロックで開催されていることを知り次第に全国各ブロックにも行くようになった。フライトと組み合わせて週末行くことが多い。累計フライト回数も次第に増えていった。
 
 JGCで累計500回以上搭乗すると記念タッグを取得できることを知ったのはいつだったかは覚えていないが、2012年に累計500回搭乗したため記念タッグを取得した。上限が1250回と知りそんなに搭乗する人がいるのか、当時不思議に思っていた。
 道の駅スタンプラリーは2012年に全国制覇したが、以降は新駅訪問の都度各地を回っておりたいがいはフライトが伴っている。
 一方、2008年に奄美諸島フライト修行ツアーが発売された。このツアーに気がついたのは2009年頃だったと思うが、ひたすら搭乗することのみを目的とする変わり種ツアーで、亜種として2009年のみ発売されたHAC搭乗ツアーとMD81退役ツアーにてフライト修行ツアーを初体験した。さほど搭乗回数はなかったが、一日が終わると妙な満足感と達成感があり、これでフライト修行に更に深入りすることとなった。
 奄美諸島フライト修行ツアーを初めて利用したのは2010年だが、離発着時に機窓から見える奄美諸島各島の景色がすばらしく、なにより南の島々に行くという高揚感がある。このツアーが例年人気となり、廉価なのもあって2010年代半ばから何度も利用するようになった。多い年は4回利用したことがあり、これだけでJGCプレミアが視野に入る搭乗回数となるため、勢い累計フライト回数も更に増えていった。
 
 累計500回を越えてからはあっという間だった印象がある。記念タッグは亀甲型をしており亀タグと呼ばれているが、500回の先は750,1000,1250と続いており、亀タグを取得すると次のも欲しいと思うようになった。
 1000回達成の亀タグを取得したのは2020年だが、1250回まではあと一歩となったため、1250回を視野に入れてさらに精進を重ねるようになる。
 奄美諸島フライト修行ツアーのみならず回数を稼ぐために他に廉価なものはないかと探したところ、JALダイナミックパッケージの経由便がフライト修行に使えることに気がついた。
 このツアーは、自分でフライトと宿を選ぶもので、オーダーメードツアーとなっている。道の駅新駅訪問の場合、週末の旅程を組んで土曜日の朝一番羽田発の便と日曜日の羽田戻り最終便を組み合わせて土日の現地滞在時間を最大化しているが、選択肢の中に経由便が表示されることがある。AIが選択しているのかとは思うが、時間帯、経由便共に乗り継ぎ後現地着が夜になったり、逆に現地発が早朝になったりと、用務には不向きな乗り継ぎも提示される。
 一方で、乗り継ぎでありながら総額が驚くほど廉価となっているものもあり、1フライトあたり単価でいうと区間単体で乗り継ぎを組み合わせるよりは遙かに廉価となっている。ここに目をつけ、2021,2022年は専らフライト修行のため利用した。
 1泊2日で最高6回の搭乗を確保できるが、例えば宮崎行きの場合羽田発が15時、宮崎着が20時を過ぎとなる一方宮崎発が8時で羽田戻りは13時というような、用務ではおよそ利用しえない時間帯のフライトが乗り継ぎでセットされているものがあり、6回搭乗で廉価のため特に2022年は多用した。
 
 その結果、今回の1250回到達に至ったわけだが、改めてまさかここまで到達するとは思っていなかった。JALがダイナミックプライスに全面的に移行したことによりパッケージツアーが2022年3月では販売終了となり、奄美諸島(後に沖縄も追加)フライト修行ツアーは過去のものになった。例年人気のツアーで離島路線搭乗率向上にも寄与していたと報じられていたため終売は残念だが仕方ない。
 このツアーは1泊2日で最大16回のフライトがセットされており修行感満載でもあったが、ダイナミックパッケージではプリセットでは1回あたり6回が最高になっているようである。周遊旅行として自分でフライトを追加できるプランも設定されているが、フライト乗り継ぎ時間をたっぷり確保するようになっているため、奄美諸島フライト修行ツアーのような多数の乗り継ぎ(最短は30分だった)は設定できない。
 近時の世界情勢によりJALは今年4月に価格改定が実施されて値上げになった。フライト修行を始めた2007年当時から比べて随分値上がりしており、開設者自身は普通運賃で搭乗したことはほとんどないのだが、現行運賃は相当に高いため普通運賃は二の足を踏んでしまう。
 引き続きダイナミックパッケージを主体に利用していくが、これから新たにJGC取得修行をして解脱しようとする諸兄には費用負担はかなり厳しくなっていると思う。
 JGCは費用対効果が極めて高いことから近年取得者が激増していると聞いているが、特別会員と一般客の差が大きくなっているのも事実で、乗客に対する接遇体系が転機を迎えているのかもしれない。
 
 JGC Life Mileageプログラムには近年続編が設定されたとのことで、今回を前期課程と位置づけた場合後期課程となっているようで、更に1000回搭乗し累計2250回が最終目標のようである。
 開設者はさすがに後期課程はもう無理で今後は陸に上がり大人しくしようと考えてはいるが、結局ちょこちょこ搭乗してフライト修行が続くのかもしれない。
 極めていよいよ遠し。ともあれ、現時点で累計1250回到達したのは僥倖だった、
 その後、2023/09/18にJGC事務局より記念のバッゲージタッグが配布された。